2025年12月14日、伊都文化会館にて、プログラミングアドベンチャー2025が開催されました!去年、西日本新聞社さんとの共催で天神で開催した競技プログラミング大会。今年は糸島半島の小学生を対象とした地域大会という枠組みで行われました。
このプログラミングアドベンチャーは、本場の競技プログラミング大会の模擬体験として設計されたイベント。スクラッチを使ってプレイヤーをスタートからゴールまで移動させるコードを組み、制限時間内にどれだけ問題を解けるかを競います。問題数は全部で47問!最終問題のダンジョンはかなり入り組んだステージとなっており、正しいプログラムを書くには頭を柔らかくして考える必要があります。

プログラムを書く上で重要なのは、「いかに短いプログラムを書くか」ということ。ただブロックを積み重ねて順番に処理させるだけでなく、ループや条件分岐、変数などのブロックを工夫して使うことで、一気に問題を解くこともできます。失敗したらどこがダメだったかを考えて、直して、また挑戦。その繰り返しによって、「考え方の筋力」を養うことを目指しました。
今回の大会は「1、2年生部門」「3、4年生部門」「5、6年生部門」の三部構成。 まず午前中に開催されたのが「3、4年生部門」です。
会場に入ってから大会が始めるまでの待ち時間に早速練習問題に取り組むなど、活気にあふれた雰囲気で始まりました。大会の前に何人かの参加者の方にお話を聞かせてもらったのですが、中には、今回初めてプログラミングに挑戦するという人も!学校でチラシを貰って、興味を持って参加しに来てくれたのだと言います。プログラミングに対する興味自体が、小学生の間でかなり高まっているのかもしれません。「繰り返しの処理の問題を全部クリアしたい」と意気込みを語ってくれました。
大会はわきあいあいとした雰囲気で進み、分からないところは先生と一緒に解きながら、60分間集中して問題に向き合っていました。昨年もスタッフとしてイベントに参加していて感じましたが、好きなことに熱中して取り組んでいる姿勢がとても楽しそうでした。

優勝したのは、e-春風塾の坂中悠くん。「特に難しかったところはありましたか?」と聞くと、「変数の問題が難しかった」とのこと。それでもとても楽しく取り組めたようで、普段の教室も楽しく通えているそうです。今回初めて参加した人の中で一番問題数を多く解いたお子さんは、「難しいところもあったけれど、だんだんできるようになってきたのが楽しかった」と感想を述べてくれました。
午後一番で始まったのは、「1、2年生部門」。この回は初めての参加者が多く、体験会のような雰囲気でイベントが進んでいきました。先生や保護者の方のサポートを受けながら、どうやったら正解にたどり着けるかを時間いっぱい真剣に考えている様子が素晴らしかったです。
集中して解いていた分、やはり「疲れた」という声も。それくらい頭を使って、柔軟な考え方が鍛えられるということですね。今回初めて参加してくれた女の子のお子さんは、「楽しかった。また機会があれば参加してみたい」と笑顔を見せてくれました。「大変だったけど、またやってみたい」と思える経験は、きっとお子さんにとって有意義な刺激になったと思います。

最後は「5、6年生部門」。この回は参加者の8割以上がe-春風塾に通う生徒さんだったこともあり、開始前から思わず息を飲んでしまうくらい真剣な雰囲気が漂っていました。大会前に取材をした生徒さんからも、「問題を速く全部解けるように頑張りたい」「優勝したい」という声を貰い、意気込みはばっちりです。
いざ大会が始まると、ランキングを気にしながら、なんとか追いつこう・追いつかれないようにしようと競い合うような姿も。1問でも多く解こうと全員が集中して向き合う様子に、思わず感嘆してしまいました。
そしてなんと驚いたことに、制限時間を5分ほど残して、47問全問をクリアする参加者が…!文句なしの優勝を飾った、松村智紀くん。e-春風塾にも通っており、普段はJava Scriptでゲームを作っていると言います。「新しい単語を覚えてコードに組み込むのが大変で、キャパオーバーすることがある」と語ってくれました。しかし、すぐに「大変だけど楽しい」と笑顔に。好きなことだからこそ、難しくても最後まで諦めずに取り組むことができるのかもしれません。47問すべて解き切った後も、「2周目やっていいですか?」と先生に聞くくらい、プログラミングに対する愛が伝わってきました。

大盛況のうちに幕を閉じたプログラミングアドベンチャー2025。去年に比べて全体的にレベルアップしていると感じ、生徒さんの成長スピードに驚きを隠せません。それを支える普段の教室での活動の様子も垣間見ることができたような気がしました。そして、e-春風塾に通っていないお子さんの間でもプログラミングに対する興味関心が高まっていることを感じて嬉しく思います。そのようなお子さんに向けても実際に体験する機会を設けられたのは、とても意味のあることだったのではないでしょうか。
更なる進化を遂げる生徒さんのこれからの活躍が楽しみです!
取材&記事制作 ゆずか記者(保坂柚花 九州大学文学部3年)
