e-春風塾では開始当初より、プログラミング学習に重点を置き、その指導を行ってきましたが、この度、従来のプログラミング指導に加え、学校教育の主要5教科(国語、数学、英語、理科、社会)の学習指導を新しく開始しました!
この指導では、主に中学生の生徒さんを対象に、数学・英語をメインとしながら、定期テストを見据えた基礎指導、及びテスト対策を行っていきます。今回は、この新たな取り組みの形式や魅力について、講師の星出先生(以下、ほっしー先生)にお話を伺ってきました!
(取材日2025.4.29)
―5教科指導を始められたということですが、一般的な学習塾と同じような形で学ぶことができるのでしょうか?
「はい、基本的には普通の学習塾と一緒で、学校の勉強をサポートしたり、教科書の内容を教えたりする学習指導を始めました。テキストはe-春風塾側からご用意するんですが、テスト前などは自分の学校で使っているワークや課題に取り組んでもらっても大丈夫です。」
―そうなんですね。この指導を始めたとお聞きした時、これまでの塾の特徴と相反するのではと正直驚いたのですが、5教科指導を始めるに至ったきっかけは何だったのでしょうか?
「今年から中学生の生徒さんが増えて、受験を意識する生徒層が多くなったことでしょうか。受験を視野に入れて考えると、プログラミングのように、好きなことをしているだけではやはり足りなくて、学業との両立を図る必要がこれまで以上に出て来たんです。実際、社会に出てからプログラミング技術を生かした仕事に就こうとしても、数学だったり社会だったり、学校教育の基礎知識は必要になってきますので。保護者の方からも『5教科の指導もあったら良いんだけど…』というお声もいただいていたので、今回開始する運びになりました。」
―指導の形態はどのような形なのでしょうか?
「講師一人に対して生徒さん最大二人という形で指導を行っています。生徒さん二人に対しては同時に同じことを教えるというわけではなくて、例えば生徒Aさんに教えている間、生徒Bさんには演習問題を解いてもらって、Bさんが終わったら答え合わせをしている間に、今度はAさんに問題を解いてもらって、みたいな感じで。いわゆる個別指導型の授業をしています。」
―なるほど、集団授業ではない分、生徒さんも質問などがしやすそうですね。
「そうですね。基本的にはプログラミングを学びに来ている生徒さんに、セットで5教科の指導も出来る、という形を採っているので、講師と生徒さんの間に既に信頼関係が出来ているというのが、一つの魅力かなと。生徒さんと講師の心の距離感が近い状態で接することができるので、安心して勉強が出来ると思います。」
―生徒と先生の間の信頼関係は大事ですよね。他にも、e-春風塾の5教科指導を利用する魅力があれば教えてください。
「講師の学力が高く、教えることに長けているのも魅力の一つですね。正職員の講師だけではなく、学生スタッフも全員が現役の九州大学生なので、質の高い勉強が提供できると思います。
あとは、スタッフとの信頼関係が既に構築されていて、なじみ深い環境で学習することができるので、普段あまり学校に行けていない生徒さんでも、より前向きに勉強に取り組むことができるんじゃないかなと思っています。そういう生徒さんにとっての、居場所としての役割も果たせたら嬉しいですね。」
―春風塾ならではの良さですね。今後、指導の方法としてやってみようと思っていることはありますか?
「以前、競技プログラミングについての記事でもご紹介したんですが、現在e-春風塾では競技プログラミングの練習媒体として、HaruCoderというシステムを使っています。これは生徒さん各々が問題を作ったり、投稿された問題を解いたりして競うサイトなんですが、このシステムを5教科指導の方にも導入できないかなと考えているんです。自分たちで問題を作ったり、解いたりして競争しながら学習できたら、楽しく学ぶことが出来るんじゃないかと思っていて。今、そのために開発を進めています。」
―クイズ感覚で解くことができたら楽しそうですね!ほっしー先生、ありがとうございました!
生徒さんがより楽しんで学べる場を提供できるように、そしてプログラミング技術をより将来に生かせるものに出来るようにと、この取り組みは始まっています。この記事を読んで、5教科指導に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、教室LINEにてお気軽にお問い合わせください!
取材&記事制作 ゆずか記者(保坂柚花 九州大学文学部3年)